1. HOME
  2. 出版実績
  3. ビジネスを強力にバックアップする“メール・テクニック” 【改訂新版】ビジネスメールの書き方・送り方

Works

出版実績

ビジネスを強力にバックアップする“メール・テクニック” 【改訂新版】ビジネスメールの書き方・送り方


amazonで見る楽天ブックスで見る

伝えるのは「用件」ではなく、「理由」! メールのスキルアップ“3つのステージ” ステージ1:機能を理解して用件を伝えることができる ステージ2:書く時間を短縮し、効率化をはかることができる ステージ3「:心」を加え、感情を伝えることができる “ステージ3″まで到達して、初めて「メールを使いこなしている」といえる段階に! 「メールの書き方」が飛躍的に向上するこの1冊!

本の詳細

著者
平野友朗
定価
1,760円(税込)
単行本
208ページ
出版社
あさ出版
発行年月
2020年2月22日
ISBNコード
978-4-86667-173-4

本書は文具メーカー「あおばステイショナリー」を舞台に、新人営業部員の西山和也さん、新人広報部員の北川めぐみさんを中心としたスタッフと、著者の平野友朗が登場し、ストーリーが展開されます。ビジネスメールを基礎からみっちり学びたい方に最適な1冊です。本書をお読みいただくと、

  1. ビジネスメールの基本的なマナーやルール
  2. 場面に応じたメールコミュニケーションの方法
  3. メールでビジネスを円滑に進める方法

など、ビジネスでメールを使いこなすのに必要な知識を得ることができます。きっとあなたのビジネスのお役にたてることでしょう。本書は『誰も教えてくれなかったビジネスメールの書き方・送り方』の改訂新版です。

目次データ

プロローグ

登場人物紹介

第1章 これだけは知っておきたい!メールの基本ルール&マナー

STEP1【“選ばれる”メールを書こう】

  • 件名は具体的に
  • 送信者名はわかりやすく

STEP2【“伝わる”メールを書こう】

  • <前文>書き出しから礼儀正しく
  • <前文>本題の前に前置きを
  • <本文>意識的に改行を入れる
  • <本文>記号や罫線で読みやすくする
  • <本文>メールはテキスト形式で
  • <本文>文章は“一文一義”で
  • <末文>締めくくりにも挨拶を
  • <末文>署名で情報発信
  • <総仕上げ>送信ボタンを押す前に

STEP3【メールの機能を使いこなそう】

  • TO、CC、BCCの使い分け
  • 「転送」は意図を添えて
  • 「引用」で効率的に返信
  • 添付ファイルを送るときは
  • 重要度や開封確認は設定しない

第2章 疑問・悩みを一発解決!メールの書き方Q&A

Q01 1通のメールに複数の用件を書いても大丈夫?

  • 「返信が必要かどうか」が決め手
  • 返信が必要なときはメールを分けよう
  • 返信が必要ではないものはまとめてOK

Q02 「Re:」をつけたまま返信してもいい?

  • 「Re:」の意味を考えよう
  • 内容が変わったら件名も書き変えを

Q03 いつまでに返信すれば失礼にならない?

  • 人は2日を過ぎると不安になる
  • 素早さをアピールするなら24時間以内に返信を

Q04 返信・回答期限を指定してもいい?

  • 「お時間のあるときに」はかえって迷惑
  • 返信期限の指定は失礼ではない
  • あいまいな表現はトラブルのもと

Q05 顔文字・(笑)・(泣)を使ってもいい?

  • ビジネスメールでは基本的にNG
  • 顔文字に代わる! 感情表現のフレーズ集

Q06 携帯からパソコンにメールを送ってもいい?

  • 友達感覚のメールは論外!
  • 「表示の違い」に気をつける

Q07 仕事でフリーメールを使っていい?

  • フリーメールの信頼性はまだまだ低い
  • フリーメールをデータの「保管場所」として活用する

Q08 自宅からメールを送信してもいい?

  • あなたは責任が取れますか?
  • 会社の仕事はできるだけ社内で

Q09 文章が硬いと言われたらどうすればいい?

  • 文章にもフォーマルとカジュアルがある
  • 「見た目」と「文章」でやわらかさを演出する

Q10 相手に確実に理解してもらえるメールを書くには?

  • メールをわかりづらくする3つのNG
  • 返信で理解度を確認する

Q11 文章が長くなっても、きちんと意図が伝わるメールとは?

  • プレゼンの技法「PREP法」を取り入れる
  • 添付データ、ウェブサイトへのリンクも活用

Q12 相手との距離を縮めたい! メールを使った工夫はある?

  • 「前文」と「追伸」でメールに温かみを
  • 「相手の話」「自分の話」が心に響く理由
  • “ちょっとした話”はほどほどに

第3章 こんなときはどう書く?シチュエーション別NGメールとOKメール

01 面識のない相手にメールを書きたい

  • ファーストメールの目的は「返信をもらう」こと
  • 書き始める前に「相手」を知る
  • 返事を書きたくなるメールを書く

02 お客様から返事が来ないので催促したい

  • 「忘れている」以外の可能性も検討
  • 「非を責めない」のが催促のコツ

03 部下に仕事の指示を出したい

  • 抽象的な指示では動けない
  • 部下の「心」と「身体」を動かすメールを書く
  • 指示後のフォローも忘れずに

04 上司に業務の進捗状況を報告したい

  • 「客観的事実」と「主観」の区別をハッキリと
  • 「現状」と「課題」が伝わるメールを書く

05 約束の時間を失念し、相手を怒らせてしまった

  • 「まずメール」は大間違い
  • メールで「取り急ぎ」の謝罪をする

06 上司にトラブルの報告をしたい

  • “全体像”が把握できる報告を
  • 経過と現状を伝え、指示を仰ぐ

07 自分の後任となった部下の仕事をフォローしたい

  • 「つい見かねて……」が引き継ぎの邪魔をする
  • 「CC」でフォローする/必要に応じてレスポンスを

08 部下を冷静に叱りたい

  • 感情的な言葉がやる気を奪う
  • 「気づかせる」メールが部下を育てる
  • 「言われる立場」になって読み返す

09 取引先にクレームをつけたい

  • 相手を責め立てても意味がない
  • 望む対応を明確に
  • やりとりをメールだけで終わらせない

10 得意先からクレームをつけられてしまった

  • “その場しのぎ”がさらに相手を怒らせる
  • 対応策は「できること」「できないこと」を明確に
  • 複数の目で文面チェック

11 お客様からの依頼を断りたい

  • 時間が経つほど断りにくくなる
  • カドを立てずに、断る意思を明確に伝える

12 取引先に納期短縮をお願いしたい

  • 「事情がある」のは自分だけ?
  • 「気持ちよく受け入れてもらうこと」を第一に

第4章 どう対処すればいい?ビジネスメールのトラブル解決法

トラブル01 書きかけのメールを送ってしまった!

  • 作業を中断すると集中力も途切れる
  • 「仕事が粗い」というイメージにつながることも
  • 素早く訂正のメールを送信
  • 「自分の型」を守ることがミスを防ぐ

トラブル02 件名のないメールを送ってしまった!

  • 焦る気持ちがミスを招く
  • 件名がない=迷惑メール?
  • 件名をつけ直して再送する
  • アラート機能を利用する

トラブル03 相手の社名や氏名を間違えてしまった!

  • 「うっかり」と「思い込み」注意
  • ひと文字違うだけでも……?
  • 「気づかぬフリ」がさらにイメージを悪化させる
  • 返信の宛名は「コピー&ペースト」で

トラブル04 迷惑メールと間違えて、大切なメールを削除してしまった!

  • 誤削除を引き起こす3つの事情
  • 再送をメールで依頼する
  • 大切なメールを消さないように環境の整備を
  • 大量のメールに埋もれないために

トラブル05 返信したつもりのメールが送られていなかった!

  • 送ったつもりが「下書き」に
  • 「送り忘れ」によって双方の仕事が滞る
  • 気づいたら即返信
  • 手持ちのタスクは積極的に手放す

トラブル06 BCCで送るべきものをCCで送ってしまった!

  • 「メールに慣れてきたころ」が危ない
  • メールアドレスは大切な個人情報
  • 速やかに「謝罪+削除依頼」を
  • 大人数への配信は「一斉配信ソフト」で

トラブル07 同姓の人に間違って送信してしまった!

  • 「鈴木」「山田」「田中」……人数の多い姓に注意
  • 重要な情報が第三者に流出
  • 本来の宛先と間違えた宛先、双方に連絡をする
  • アドレス帳の登録はフルネームで

トラブル08 個人宛てのメールをMLに投稿してしまった!

  • 「ついうっかり」で情報が広がってしまう
  • 悪口や噂話も筒抜けに
  • メールの相手とMLの参加者に謝罪する
  • MLのルールをつくる
  • 「Googleグループ」で情報共有が簡単に

トラブル09 社内の重要文書をそのままお客様に転送してしまった!

  • 添付間違い、宛先間違いで重要文書が流出
  • 売上減、信用失墜、ブランドイメージの低下にも発展
  • 必ずデータを削除してくれるよう依頼
  • 「社外秘」の定義づくりを

第5章 これをマスターして一歩先へ!超効率的ビジネスメールのテクニック

01 メールを速く書こうとすると、誤字が増えてしまうんです

  • さっそく登録してみよう
  • 「記号+語句」で確実に呼び出す
  • 登録した語句は部署内で共有

02 長い文章になると、どうしても時間がかかるんです

  • 「たまに書く文章」もテンプレート化
  • テンプレートも部署内で共有
  • テンプレートは「育てる」もの

03 メールをカンタンに整理したいんです

  • 「ルール設定」でメールの整理を自動化
  • メッセージルールを設定しよう
  • 法人は「ドメイン名」で振り分ける
  • 受信トレイをタスクリストに見立てる

04 いつお客様にメールを送ったら効果的なのか、わからないんです

  • 「自然なタイミング」を見極める
  • メールが届くたびに「好き」が強化される

05 打ち合わせの時間や回数を減らしたいんです

  • 打ち合わせを増やす犯人は?
  • 先回りをして情報を伝えよう
  • 「会うこと」の意味を考える

06 メールを送る相手と、もう少し仲良くなりたいんです

  • 相手の心にもう一歩近づく
  • 「共通項」で関係を深める
  • 「共通項」の見つけ方
  • 「追伸」に共通項を反映させる

07 メールのやりとりが延々と続いてしまうんです

  • あなたも“メール中毒”?
  • チャット状態を回避する4つの対策

エピローグ

  • 「〇〇したい!」逆引きインデックス

コラム

  • 宛名間違い? それとも使い回し?
  • 怖いくらい熱いんですけど……
  • えッ!! 何で返事をくれないの!?
  • 相手を喜ばせるメールを最高のタイミングで

補足

  • 本書では、メールソフトの設定に関して、「Microsoft Outlook 2016」の場合を想定して解説しています。また、使用画像も、特に断りのない限り、「Microsoft Outlook 2016」のものを使用しています。
  • Windows,Outlook Express,Microsoft Outlookは、アメリカMicrosoft Computer,Inc.のアメリカ及びその他の国における登録商標または商標です。
  • その他、本書に掲載した製品名などは各社の登録商標、商標または商品名です。本文中ではTM,Rなどは表示していません。
  • 本書は2008年11月にあさ出版で刊行した同名の単行本の改定新版です。
  • 貸し会議室
  • メルマガ登録で書籍プレゼント